先生に褒められる自主学習ネタは、めあてが書けるかで選ぶ
/ ビーズニーズ株式会社
自主学習のネタを探すと、「100選」「52選」がずらりと並びます。恐竜、宇宙、塩でつくるクリスタル。どれもおもしろそうではあるものの、図鑑を出したり材料をそろえたりするところから始まるものが多く、疲れている日には手が出ません。
そもそも「先生に褒められるやつ」は、珍しい題材のことなのか。学校や教育委員会が配っている自主学習の手引きを7件読むと、求められていたのはネタの珍しさではありませんでした。日づけ、めあて、ふりかえり。 ノートに足すのは、この3つです。
先生に褒められる自主学習は、ネタではなくノートの書き方で決まる
手引きが求めているのは、めあてとふりかえりです。読んだ7件のうち、ノートに何を書くべきかまで示していたのは4件で、そのうち3件が両方を書くよう求めていました。
ノートに書くよう求められていたのは、次の3つです。
- 学習した日づけを書く
- その日の学習のめあてを書く
- 学習の終わりにふりかえりを書く
どこにも、何を題材にするかは出てきません。
1ページに収まるように割り付けを考えるのも大切ですが、より大切なのはその1ページで何を学ぶことができたかです。見られているのは、題材の珍しさでも、ノートの見た目でもありません。
自主学習のネタは「めあての一行が書けるか」で選ぶ
ネタは、めあての一行が書けるかどうかで決めます。めあてとは、その日に何をするかを一行にしたものです。
めあての立て方は2つです。「なぜ〜だろうか」と疑問の形にするか、「〜しよう」とやることの形にするか。
「恐竜」だけでは一行になりません。「恐竜の名前の意味を3つ調べよう」なら、そのまま書けます。
題材は、いつもやっていることで足ります。高学年のめあての例として挙がっていたのは「テストで間違えた問題をもう一度やる」「新聞記事を読んでクイズをつくる」「家でつくったお料理の作り方を紹介する」。特別な道具は出てきません。
小4〜小6の自主学習ネタ。めあてがそのまま書けるもの
どれも、そのままめあての一行になります。「新聞記事を読んでクイズをつくる」「いろんな都道府県の方言をあつめる」は、めあての例としてそのまま並んでいた言い方です。
「自分で問題をつくる」は、中学年のめあての例にありました。解く側ではなく出す側にまわるので、同じ計算でもノートに残るものが変わります。
ふりかえりは、学年で書くことが変わる
ふりかえりに何を書くかは、学年で変わります。低学年は「ちゃんとできた」「むずかしかった」。中学年はそこに自分の感想が加わり、高学年は自分の意見や新しい疑問を見つけて、次への意欲につながるものへ、という段階が示されていました。
高学年で何を書くか迷ったときは、4つが手がかりになります。「分かったこと」「できたこと」「疑問に思ったこと」「分からなかったこと」。全部そろえなくても、どれか1つから書きはじめられます。
分からなかったことを書いてよいのか、と身構えるところですが、この4つは並べて示されていました。次に何をやるかは、そこから決まります。
ネタが決まらない日は、3つの型から選ぶ
先に型を決めると、題材はその中から探すだけになります。家での学習の中身は、3つに分けられます。授業の復習と予習、くりかえしの練習、調べてまとめる研究です。
「今日はくりかえしの練習」と決めてしまえば、毎回ゼロから「何にする」を考えずに済みます。
くりかえしの練習をノートでやるなら、無限ドリルで計算や漢字のプリントを作り、問題を書き写す手もあります(無料・登録不要)。プリントをそのまま出してよいか、ノートに貼ってよいかは学校によって違うので、書き写す形にしておくとそこを気にせず進められます。
珍しいネタを探しても、次の回にはまた探すところからです。めあての一行が書けるかどうか。この決めかたを1つ持っておくと、迷ったときに戻る場所ができます。
この記事のまとめ
先生に褒められる自主学習のネタはどれですか
学校や教育委員会の手引き7件を読むと、求められていたのはネタの珍しさではありませんでした。ノートの書き方まで示していた4件が求めていたのは、日づけやめあて、ふりかえりを書くこと。題材は今日できるものにして、その3つが入る形にするのが手引きに沿ったやり方です。
自主学習の「めあて」には何を書きますか
その日に何をするかを一行にしたものを書きます。立て方は2つあり、「なぜ〜だろうか」と疑問の形にするか、「〜しよう」とやることの形にするかのどちらかです。「テストで間違えた問題をもう一度やる」のように、特別な道具の要らない書き方で足ります。
自主学習の「ふりかえり」には何を書きますか
「分かったこと」「できたこと」「疑問に思ったこと」「分からなかったこと」の4つが手がかりになります。全部そろえなくても、どれか1つから書けます。学年で段階もあり、低学年は「ちゃんとできた」「むずかしかった」の一言、中学年はそこに自分の感想が加わります。